「高宗・閔妃 然らば致し方なし」
著：木村幹
ミネルヴァ書房 2007/12/10 初版第一刷
四六判 ハードカバー

新刊で購入し一回閲読。その後暗所で保管しておりました。二十年弱経っておりますが小口三方に少ヤケ程度で、比較的良い状態だと思います。本文紙面には、シミ・手垢・折れ跡・破れ・開き癖・書き込みなどはありません。見返し、扉、奥付に蔵印を押してあります。中古としての出品ですので、現品渡しになります。ご理解ください。

厚さが3センチを超えますので宅急便コンパクト（520円 当方負担）で発送します。

版元の内容紹介：
高宗（一八五二～一九一九）李氏朝鮮第二十六代国王、大韓帝国初代皇帝（在位一八六四～一九〇七）。閔妃（びんひ／ミンビ、一八五一～一八九五）明成皇后。清国との朝貢体制の下、限られた国際関係しか持てなかった韓国は、西欧列強や新興国日本に対していかに対処しようとしたか。相次ぐクーデタ、大規模な内乱、日清・日露戦争、そして日韓併合。歴史の流れに翻弄された国王夫妻の軌跡を描く。

目次：
プロローグ　生家との訣別
第１章　生家と養家―朝鮮王族に生まれて
第２章　大院君執政期とその帰結―制度的裏づけなきリーダーシップ
第３章　高宗の親政、そして挫折―若き国王による失敗
第４章　壬午軍乱―養家と生家の激突
第５章　甲申政変と清国との葛藤―勢力均衡政策の開始
第６章　日清戦争への道―列強と臣下との対立
第７章　乙未事変―閔妃の死
第８章　露館播遷と大韓帝国―高宗の孤独な覇権
第９章　破局―日露戦争
第１０章　韓国の保護国化と高宗の退位―然らば致し方なし
エピローグ　退位後の高宗

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