ALICEブランドの中でも高級ランクのA709です。



E線が2本、A,D,Gがそれぞれ1本、計5本入りです。

消耗しがちなE線に予備弦がついています。



A708と較べるとA709はG線の素材、およびエンド側のデザインが異なっています。A708より豪華で凝った作りです。



素材・性質については下記のとおりです。



Ea-1st スチール（スズメッキ）

Eb-1st スチール（スズメッキ）

A-2nd ナイロンコア、アルミニウム合金巻き

D-3rd ナイロンコア、アルミニウム合金巻き

G-4th ナイロンコア、ニッケル合金巻き



A708はドミナントの代替として使えるクオリティかつ、値段が3分の1程度なので、これまでお試し頂いた方から高評価を得ている弦です。



出品者が楽器をセットアップする際には、毎回A708を基準弦として最初に張っています。



A708とA709の違いを理解するためかなり時間をかけて弾き比べをしてみました。G線がよりパワフル、かつクリアになっていることと全体的にハリがあるように感じました。



製造している会社のガイダンスによりますと、A709はA708をさらにグレードアップして、耐久性とクオリティを上げた弦だそうです。



A709を実験的に2年近く張っている楽器があるのですが、未だに切れていません。どれぐらい持つのかまだ不明ですが、耐久性は優れていると思います。もっとも切れやすいE線が2本入っているのもありがたいポイントです。個人的な主観ですがG線はもう少し張力が強くても良いかなとおもいますが、楽器に夜と思います。



これまで1／2・1／4サイズは出品しておりませんでしたが、分数楽器用の安くてクオリティの高い弦について問い合わせが多いので、ストックしている中から出品することにしました。



これまでドミナントを使ってらっしゃった方、A705.A708を使用されたことがある方にお試し頂きたいと思います。



表面にうっすら金属の粉がついていることがあるので、消毒用エタノール等で軽く弦の表面をぬぐってから演奏ください。