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カール・マルクスの『資本論』全３巻の翻訳〔９分冊セット〕岩波文庫版。
＊なんと言っても、殆どのマル経の学術文献に必ず引用され、また、講習会・勉強会・読書会等で指定される事の非常に多い（最近では、週刊金曜日の講習会など）テキストなので、（出版に至る諸事情を別としても）入手が容易という事もあり、資本論を（又は資本論で）学ぶ者には、必須の参照文献だと言って良いでしょう。

- タイトル: 資本論
- 著者: カール・マルクス
- 出版社: 岩波書店
- 巻数: 全３巻〔９分冊〕
- 状態: 経年変化あり

＊日本でマルクスの資本論全３巻を単独で翻訳した方は僅か３名のみで、戦前の国家社会主義者・高畠素之、戦前〜戦後の長谷部文雄、戦後の岡崎次郎がそれです。３名共数回づつ訳書を世に出しています。
岩波文庫版は、向坂逸郎訳となっていますが、彼は活動家であり、社会主義運動に忙殺されて余裕が無く、最初の方を少し訳しただけで、実際に殆ど全編を訳したのは岡崎次郎です。岩波書店の『上製版』も実質は岡崎の訳です（本書には、下訳者の１人の様に記載されていますが、実際は岡崎が全訳しました）。

＊コンディション　　予備保管用として、ほぼ未読・未使用状態の儘で書庫に収蔵しておりました。従って本文は線引・書込も無く、綺麗なママですが、長期保管中に全体的にヤケ・シミ・ヨゴレ等相応の経年変化が生じて仕舞いました。

※古書にご理解のあるお客様のご購読をお待ち致しております（★＝50円時代の岩波文庫です）。

＊保管に伴う相応の経年変化を考慮して、特価での出品です。

※発送方法　　メルカリ便で、送料無料にて原則として即日又は翌日迄に急送致します。

御覧戴き有難う御座いました。

くまごろう　敬白