初版/帯付　弱キャラ友崎くん Lv.6



ガガガ文庫



著／屋久ユウキ イラスト／フライ



発行　2018年5月23日　初版第一刷

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〈 書籍の内容 〉

文化祭目前、さまざまな思いが錯綜し――。



たまちゃんの問題がいったん解決し、文化祭を目前に控えた11月。



俺、友崎文也は日南との会議を再開し、また課題にとりくむ日々を送っている。

文化祭に積極的に関わりながら、集団での立ち位置を確立していくのがこれからの目標だ。



そんなとき、日南が俺に尋ねる。



「――あなたは、誰が好きなの？」



それは、俺がひたすら保留にしてきたこと。

「三年に進級するまでに彼女をつくる」という目標に向けて、避けては通れない問い。



日南は言う。誰を選ぶのかと。



けど、俺に誰かを選ぶ権利なんてあるのだろうか？

成長してきた実感はあるけれど、それでも、心の奥底で俺の弱キャラ精神が言うのだ。



――選ばれるはずのない俺が、誰かを選ぶなんておこがましい、と。



一度読みましたが、暗所に段ボールに保管しています。ご理解いただける方のみ、よろしくお願いいたします。(^^♪