直木賞候補作家が放つ中国古代群像。
「商人」の語源となった「商」の国の物語。

まるで映画の『レッドクリフ』を観ているような感覚で読みました。

宮城谷昌光さんは、古代中国の歴史にとっても詳しい方だと伺っています。
毛筆署名もお人柄でしょうか、美しい文字です。

臨場感あふれる文章を楽しめました。

こちらのサイトで購入しましたが、前の持ち主の方の蔵書印と日付が入っています。
又、裏表紙にわずかな点と表ページにひとつ、わずかなシミがあります。
それと、帯にかすかなスレが見られますが、昔の本ですのでまあまあの状態とおもえます。
蔵書印は、見方ですが味わいがあるとも言えます。