図説東洋医学<基礎編>
定価 5000円（本体4854円）
1979年12月1日　初版発行
1996年5月30日　第29刷発行
著者　山田光胤／代田文彦／はやし浩司
発行人　小山哲雄
編集人　高橋雄介
発行所　株式会社 学習研究社
印刷所　株式会社 東京印書館
ISBN4-05-104872-1
計260ページ
(所有者の印鑑がありますが、ご希望であれば対応いたします。)

丁寧さと自然さを考慮して表現を整えました。
図説東洋医学 基礎編は、1979年12月に学研プラスから発売された東洋医学に関して解説されている本です。

この本の特徴は、出版されてより45年以上経過していますが、当時としては珍しくイラストを豊富にして視覚的な表現で解説されている一冊で、医学が進歩した現代においても東洋医学の基礎を学習する上でも定評となる一冊です。

難解とされる東洋医学を本格的に学ぶ上での入門書として活用することも可能で、分厚いですが詳細にまとめられており、解りやすく解説されています。

他に図説 東洋医学・湯液編が存在するため、基礎編と併せて読み進めることで漢方、34の症候、103に達する疾患についての解説もされているので東洋医学の神髄に触れやすくなっています。

本書が東洋医学関係の学生の漢方入門書として、あるいは西洋医学畑の人々の漢方のアウトラインを知るための手引として役立つことができれば幸である

不思議なもので絵になったものを見ると一目瞭然、百聞は一見に如かずの譬えのとおり理解が早いものである。

図説ということで内容的に絵になり易いものが多く採用され、そこがとりわけ重要であるかの如き印象を与える恐れのある個所もみあたるが、本文とあわせ読まれて正しい理解をとくにお願いしたいものである。

古典の中には異説も多いが，ごく常識的に今日多用されている説を採用した。

なお、医学術語は語感としてわれわれ日本人にはなじみやすいので一応そのまま使い，難解なもの，また重要なものに関しては、巻末に「用語解説」を付した。あわせて利用されたい。