値段を考えて初めよりお求めやすくしました。

作家テディベア、アーティストベア集めが好きになるきっかけの大事な子ですが事情のため出品します。

ゆきお と作家さんが名付けた子です。
作家名は忘れてしまいました。絵本も作っている方で、下北沢の今はない古着屋のようなお店でみつけました。ゆきおの絵本も展示されていてその場で読みました。

ゆきおは古着の生地のツギハギだらけでボロボロで、自分が何なのか分からないで孤独に存在していた子のようで、柔らかく優しそうでどこか寂しく悲しそうな子です。
色々な不思議な世界の動物のような子たちと友達になり、懐かれて、ゆきおはだんだん自分がなんなのか分かっていく、のような、そんな不思議な優しい独特なメルヘンチックなストーリーでした。


ビンテージ、アンティークの古着の生地で実物も作られています。ゆきおとして作られた子はこの子一点しかないそうです。
20年くらい前に一目惚れして高額だったので取り置きで購入し、購入後大事にしまっていて、たまに飾りましたが、傷まないようになるべく保管していました。

ガーゼやニット、木綿、そんな様々な生地で作られています。もともとからビンテージな雰囲気はあったので、20年が過ぎて、買った当時よりは劣化しているとは思いますが、どこかに大きくやぶれたり穴があいたりはしていません。足に汚れは見えますが、この子ならではの味、のように理解されると嬉しいです。

はじめてこの子を見て、なぜか涙が出ました。怖くはないのですが、さみしそうな優しそうな、なんだか心にグッとくるものがありました。

大切な友達の動物のような妖怪のような子をずっと抱きしめています。

子供がオモチャとして遊ぶぬいぐるみではなく、大人がアート作品として楽しむぬいぐるみです。

寂しげですが、不吉さや邪悪な感じはなく、赤ちゃんのようで、穏やかな子なので、私の代わりに今後も大事にしてくださる方がいれば幸いです。
感覚でピンと感じてくださる方に出会えますように。
眺めていると癒され、柔らかく穏やかな気分になれる気がします。

座ったこの姿勢しかしませんが、座ってのおしりから頭までの高さは約22cmほどです。




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