「ベーシックサービス : 「貯蓄ゼロでも不安ゼロ」の社会」
井手 英策

新品購入、一読しました

ベーシックサービス―「貯蓄ゼロでも不安ゼロ」の社会(小学館新書) [新書]の概要

要旨（「BOOK」データベースより）
教育費・医療費・介護費・障がい者福祉がタダになり、将来の不安におびえて子どもを減らし、欲しいものをあきらめ、人並みの暮らしをなんとか維持しようと必死にならなくてもいい―そんな社会を実現する衝撃の方法「ベーシックサービス」について、提言者である財政学者が自身の過去や体験とともに、財源、しくみ、ベーシックインカムとのちがい、実現への道筋をひもといていく。２０２１年刊行の『どうせ社会は変えられないなんてだれが言った？』を大幅に加筆して新書化。

目次（「BOOK」データベースより）
序章　運で未来が決まる理不尽に怒りを！
第１章　政治にひねりつぶされて生まれたベーシックサービス
第２章　私の幸せとあなたの幸せは矛盾しない
第３章　できる大改革とできない大改革～ベーシックインカムとＭＭＴを批判する
第４章　ソーシャルワーク～真のライフセキュリティをめざして
第５章（終章）　価値ある国を、自分たちの手で

内容紹介
カネと運しだいの自己責任社会を変える本

教育費・医療費・介護費・障がい者福祉がタダになり、
将来の不安におびえて今の望みをあきらめなくてもいい、衝撃の方法があった！


＊2021年刊行の『どうせ社会は変えられないなんてだれが言った？』に最新状況を加筆、再編集して新書化したものです。


【編集担当からのおすすめ情報】
【著者】
井手英策（いで・えいさく）
1972年、福岡県久留米市生まれ。東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。日本銀行金融研究所、東北学院大学、横浜国立大学を経て、現在、慶應義塾大学経済学部教授。専門は財政社会学。総務省、全国知事会、全国市長会、日本医師会、連合総研等の各種委員のほか、小田原市生活保護行政のあり方検討会座長、朝日新聞論壇委員、毎日新聞時論フォーラム委員なども歴任。著書に『幸福の増税論』（岩波書店）、『欲望の経済を終わらせる』（集英社インターナショナル）、『ふつうに生きるって何？』（毎日新聞出版）ほか多数。2015年大佛次郎論壇賞、2016年度慶應義塾賞を受賞。