ダイヤモンドが宝石の王様だとすると、ルビーは宝石の女王と言える存在です。サファイアと同じコランダムと言う鉱物てすが、赤色のコランダムだけルビーとされて、他の色のコランダムは全てサファイアになります。
ルビーとスピネルは、大理石の中で発見されるのが一般的です。 アジアとインドの衝突に関連する鉱床は、ヒマラヤ山脈の周辺各地に見られます(西側ではタジキスタン、アフガニスタン、パキスタン、中央ではネパール、東側ではベトナム、ミャンマーなど)。 地質学的起源が非常に似ているため、これらの鉱床の石には共通する特徴が多くあります。 そのため、産地の特定が難しくまた魅力的になるのです。
熱と圧力で石灰石が大理石に変化します。 その変成活動中に、塩と二酸化炭素を多く含んだ流体と大理石の鉱床の間にAlやCr、Mg、Vなどの元素を生じる相互反応が起きます。 この組み合わせによって、マグネシウムが存在するときはスピネルが形成されます。なければ、蒸発残留床物の空洞にルビーが形成されます。
ルビーの最上級の物はミャンマーモゴック産のピジョンブラッドと呼ばれる内側から染み出る様な赤色の物とされています。赤色の発色原因のCrが他の産地よりも高く含まれています。世界中のセレブからの需要もあり、取引価格も段違いに高いです。
このミャンマーモゴック産のルビー原石は、そこそこの大きさの原石です存在感があります。透明感は落ちますが、照りがあり赤色の発色も良い石です。このレベルの原石はなかなか市場には出ず入手も難しい物です。

17.4×8.8×7.6mm11.16ct

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P太郎