ハワイを代表する老舗ブランド「カマカ」が製作したテナータイプのウクレレHF-36です。

ホワイトラベルですので、ボディはもちろん、ネック、指板、ブリッジまでもがハワイアンコアを使用した、大変贅沢なモデルです。

ボディ・ネックともに、かなり良いコンディションです。

杢目が非常に綺麗で、デラックスに近い杢目の個体です。



ソロウクレレとして使用できるように5弦ウクレレにカスタムされています。

ナットとブリッジを加工して4コースをローGとハイGの複弦で張っています。

弦を張りなおせば、元の6弦ウクレレ（1コースと3コースが複弦）にすることもできますし、

1コースと4コースが複弦の6弦ウクレレにすることもできます。

また、4コースのローGとハイGのどちらかを外すことで、4弦ウクレレとして楽しむこともできます。

複弦ウクレレは独特のコーラスがかかったような響きが魅力で、複数のウクレレで弾いているような音の重なりが得られます。

また、通常の４弦と比べてヘッドが長いため、よく響きます。

自宅で音色を楽しむ程度で外に持ち出したことはありません。

お気に入りのウクレレでしたので、ぱっと見にはほとんどわかりませんが、よく見ると弾き傷等があります。

この年代のウクレレにしては、かなりいい状態だと思います。

カラっとした明るいサウンドは、他のウクレレとは違った歯切れの良さだと思います。

カマカは、デラックスタイプのHF-3 D2Iや現行のHF36D、ホワイトラベル、ゴールドラベル等10数本所有していますが、どれもそれぞれ特徴的な爽やかな鳴りで、100年以上にも及ぶ歴史と、馴染みのある“ウクレレらしい音色”が私は大好きです。

わかりにくいですが、光にかざすと塗装面にきれいな「ウェザーチェック」が入っています。

年式の割に状態のいいKAMAKA HF-36ですが、あくまでも中古ですので、演奏に支障の無い程度の傷があります。新品のようなクオリティーを求められる方は入札に参加しないように注意してください。

いかがでしょうか？

【主な仕様】

サイズ：テナー/6弦（5弦カスタム）

ボディー：ハワイアンコア単板（杢目が美しいです）

ネック：ハワイアンコア

指板＆ブリッジ：ハワイアンコア

ペグ：ゴトー　ゴールド1：1

フレット：14Fジョイント/18F

ケース：専用ケース（中古）