昭和の長旅で親しまれた20系客車。引退して30年ほど経ちます。
優美な編成、揺れの少ない静かな乗り心地、幅52㎝の三段寝台、手動の折戸式ドア……

1976(昭和51)年11月当時、20系客車で運転していた《あさかぜ》の走行音を収録。そのカセットテープをCD化したものです。

マルチデッキ(CDモード)で再生確認しております。音質は収録時と大差なく、往時の寝台特急の旅情や臨場感をお届けできたらと思います。

お届けするのはCDのみです。ご購入の際は、下記の収録内容を画面保存願います。　　　
　　　
【収録内容／モノラル約50分】

①東京発車～品川付近／約6分
ホームのアナウンスが微かに聞こえ、《あさかぜ１号》は静かに発車。車掌長の車内放送はとても丁寧で、夜行列車の旅情を醸します。

②～横浜～大船付近／約17分
しばらく走って横浜に停車。乗客の靴音も聞こえ、静かに発車。快調に速度を上げます。車内販売も通り、車内放送があります。

③静岡付近／約6分
寝台列車ならではの「おやすみ放送」、眠りを誘うレールの響き。

④岩国付近～下関～博多／約17分
朝の放送、寝台の収納作業、テープ残量を考慮して関門トンネルは半ばまで。下関で乗務員が交替するため、博多到着前の放送に「あれっ？」と思ったりします。

⑤鹿児島本線福間付近を通過する下り《あさかぜ》／46秒
野鳥の声や撮影音も入りますが、通過の途中から軽やかなジョイント音が聞こえます。

⑥博多駅を発車する上り《あさかぜ》／2分30秒
(音量注意)機関車の音と発車ベル。駅のアナウンスは、到着案内に続いて《あさかぜ》の発車を告げます。ED73電気機関車特有の整流器の音、そして発車の長笛。15両編成のあさかぜ号は東京を目指します。
　　
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①～④：1976年11月25～26日／13号車12番下段にて収録／客車はナハネ20-63(1959年製造)

⑤⑥：1976年11月03日収録

◆ご趣味の域を越えて当CDを用いること(貸し渡し、送配信、譲渡を意図したコピーなど)は禁止とさせていただきます。

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