殺人フィルムへの招待　加納一朗

徳間書店　トクマ・ノベルズ　

1981年　初版　カバー付

カバー汚れ。天・小口少シミ、ヤケ。本文黄ばみ。



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血も凍る猟奇殺人のかげには隠された秘密があった!?　港南署の刑事、小坂の趣味は映画づくりだ。非番のある日、新宿の自主上映会場に赴いた彼は、そこで主催者の許に郵送されて来たという異様な映画を観た。それは女性の惨殺場面を撮った十六ミリフィルムで、奇妙な迫真力で会場の話題をさらっていた。数日後、青山のトラックターミナルで両足を切断された女性の他殺体が発見された。捜査に加わった小坂は、その死体の傷口と上映会のフィルムとの酷似に慄然とした。本物の殺人を撮影!?　必死の捜査が展開されたが、そんな折、第二の殺人フィルムが……。（惹句より）