商品をご覧頂きましてありがとうございます。谷崎潤一郎の以下6冊セットです。

▪細雪❶❷❸
❶上
大阪船場に古い暖簾を誇る蒔岡家の四人姉妹、鶴子、幸子、雪子、妙子が織りなす人間模様の中に、昭和十年代の関西の上流社会の有様を四季折々に描き込んだ絢爛たる小説絵巻。三女の雪子は姉妹の内で一番の美人だが縁談が纏らず、三十を過ぎて未だに独身。幸子夫妻は心配して奔走するが、雪子はどの男にも賛成せず、月日が経ってゆく

❷中
雪子と対照的に妙子は自由奔放な性格で、男との恋愛事件が絶えず、それを処理するためにも雪子夫妻は飛び回らざるをえない。そんな中で一家は大水害にみまわれ、姉の鶴子一家は東京に転任。シナでの戦争が拡大し、生活は窮屈になっていくが、世間の喧噪をよそに、姉妹達は花見、螢狩り、月見等を楽しんでいる

❸下
35歳になった雪子は、貴族出の男との縁談が纏まり、結婚式に上京する。他方、バーテンと同棲した妙子は死産してしまい、明暗二様の対比の内に物語が終わる。『源氏物語』の現代語訳を成し遂げた著者が、上方文化の中にその伝統を再現しようと、戦争中の言論統制の中で書き続けた記念碑的大作

❹痴人の愛
❺春琴抄
美しく残忍な盲目の三味線匠春琴と、喜悦を隠して尽くしぬく奉公人佐助。凄絶な師弟愛の行方は？

❻卍
関西の良家の夫人が告白する、異常な同性愛体験

#日本文学 #耽美派 #純文学 #ASTの小説
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●書籍の状態
▪カバー
角や縁に若干のヨレ（写真3～7枚目）、❶の裏表紙バーコード部に削れ、❸の裏表紙上部に汚れ、❺の裏表紙下部角に水濡れ跡と内側に汚れ（写真9～11枚目）がある以外は、目立った傷みは見当たらず綺麗な状態です。

▪本体
❹に日焼けとP1下部に汚れ（写真3～8,11枚目）がある以外は目立った傷みは見当たらず、美品とは言えませんが古い書籍にしては綺麗な状態で通読に支障はありません。

但し、完璧や新品同様の物をお探しの方はご遠慮頂いた方が良いかもしれません。

●梱包・発送
OPP袋に入れ（雨対策）、緩衝材で包んだ上でクラフト封筒にてメルカリ便で発送予定です。

あくまで中古品、自宅保管品である事にご理解、ご納得頂ける方のご購入をお待ちしています。（即購入歓迎です）

気になる点がありましたらお気軽にご質問頂けますと幸いです。