プラチナ万年筆の肥後象嵌です。

18Kの中字で現行のコンバーターに対応しています。





＜品物について＞

親戚の家を整理した時に出てきたものです。



こういった伝統工芸品は国内メーカーのものがいくつかございますので気が向いた時にでも覗いてみてください。







＜状態＞

状態としては気持ち使用感があります。



大きく目立つ傷はありませんがよく見ると細かい擦り傷が見られます。

クリップに多少擦り傷が見られます。



画像17枚目のようにキャップの極一部に欠けが見られます。



ニブについてはルーペにて拡大していますのでよくよくご覧頂ければと思います。







＜万年筆の特徴など＞

紳士なウサギの万年筆です(^_^;)

その実体は、プラチナ18の最上位モデル、肥後象嵌のプレイボーイ版となります。



特徴としては、やたら豪華な肥後象嵌と大きめのニブが挙げられます





肥後象嵌は武家文化の中で刀や装身具などに施される装飾として発展した伝統技法で、錆の上に純金を嵌めこんだものとなります。



キャップの頭にも象嵌があしらわれていて本来のモデルよりも謎に豪華です。

象嵌一つでもなかなか良い値段なので、単純に宝飾品として考えるとプレイボーイ版の方が本家や現行品よりも高価かもしれません(^_^;)





ベースのペンがプラチナ18の上位モデルですので全体的に太めで、ニブも比較的大きい万年筆となります。

首軸がφ10～φ11ですので大きさの目安になればと思います。



書き味自体は癖もなく非常に無難です。

ポケット万年筆を大判にしたような構造なので比べるとより撓りなどは出やすい印象かと。







＜最後に＞

コレクション用としてなどいかがでしょうか？



以上、よろしくお願いいたします。