定価1,800円（税別）／A5版／174ページ／サブタイトル「担任の危機管理100場面 今すぐ、何をする？」



日本人は「オトシマエ」にこだわる精神土壌を持つと聞いたことがあります。たとえ問題解決に至らなくても、対応が真摯で誠実であれば許したくなっちゃうんだそうな。

学校における危機管理の重要性は論を俟ちませんが、それでは日ごろ、何をしておくべき？……答えはマニュアル化とシミュレーションです。「今すぐ、何をする？」という緊急事態への対処が条件反射的にできるようになる、というのがこの本の目指すところ。

考えてみれば「ボタンのかけ違い」で泥沼化する案件のなんと多いことか。他方、初期対応が適切なら「素早く対応してくれた」「とにかく一生懸命にやってくれた」と感謝される事例も枚挙に暇がありません。「真摯で誠実」な初期対応は技術であり、アイテムです。この本に課金（？）して装備しましょう。



【目次より】

１）問題行動

・店舗から万引きの通報が入ったとき など

２）関係機関

・担任する子が急に不登校になったとき など

３）学校保健

・体の弱い子や病気をもつ子がクラスにいるとき など

４）特別支援・心の問題

・朝会中、急に呼吸が速くなって倒れたとき など

5）学校事故（校内）

・不審者が教室に入ってきたとき など

6）学校事故（校外）

・女子から「チカンがいた」と通報を受けたとき など

7）保護者との対応

・親に専門機関を勧めたいとき など

8）教師の勤務・服務

・学級の問題に悩み、精神的に追い詰められたとき など



中古品ですが経年褪色などなく、あまり使用感はありません。

古い本ですが、私を多面的に支えてくれた宝物を、次世代の教育を支えてくれる方へ託したいと考えて出品しました。ウエブ上ではKindleさえ出品されていないようでした。値下げ交渉歓迎です。