昔(昭和)に作られたレトロでヴィンテージ感のある竹ざるです。細い竹で細かくしっかりと編み込まれています。中心部分や縁取りの細かな編み方には目をみはります。母が骨董収集の趣味があったため、過去にもいくつか竹かごを出品しましたが、一番細かく丁寧な仕事がなされた工芸品だと思います。

ほぼ丸に近い楕円形で、最大直径約25cm、最小直径約24.5cm、高さ約10cm。

ただ、極細の竹ひごで編まれているため経年により数ヵ所折れてしまって隙間が生じています。また裏側には置いた時に付いた黒ずみが僅かながら見られます。詳細については写真を拡大して、よくご覧になりご判断下さい。

それ以外は状態は良く、年月を経てとても綺麗なあめ色になっています。

最近古民家カフェや、雑誌などのインテリア特集で竹かごがオブジェとして飾られているのを見かけます。当作品はそれらに匹敵するぐらい完成度が高いと思っています。

単にオブジェとして楽しむ他、花入れ籠としてドライフラワーや鉢植えを入れたり、茶碗籠としてぐい呑みや湯呑み茶碗を見せながら収納したり、ミカン籠として食卓に置いたりしても素敵だと思います。

アンティークに興味がある方に使っていただければ尚さら嬉しいです。

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