冨嶽三十六景　神奈川沖浪裏　額皿　
葛飾北斎　浮世絵
波佐見焼　光和陶器
昭和35年以前製造　ヴィンテージ

横約29cm 縦約19.6cm 高さ約1.5cm

焼き物···波佐見焼

額皿「神奈川沖浪裏」
葛飾北斎作
北斎の「冨嶽三十六景」は彼の全体品の中でも長も優れた作品と言われていますが、この「神奈川沖浪裏」は同じく「赤富士」と共にその中でも代表作に数えられているものです。北斎の最高傑体に入れてよいでしよう。
雄大な大波を手前に大きく描き、対照的な富士を遠景に取り入れた奇想天外な構図法は、やはり北斎独自の画境と言えるものです。
この名作を名古屋多治見市、光和陶器の好意によつて額皿に作製いたしました。浮世絵を額皿に作ることに成功したのは日本でも最初のことで、その意味でも記念すべく作品となりました。
昭和三十五年十一月


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