① 「シンボルエコノミー 日本経済を侵食する幻想」
水野和夫 / 水野 和夫
定価: ￥ 1,100（税込）

#水野和夫 #水野和夫 #水野_和夫 #本 #社会／経済・金融
（私の感想）
●名著「資本主義の終焉と歴史の危機」で「金利ゼロ、利潤率ゼロ、資本主義の死」を論じ、「それでも成長を追い求めれば多大な損害が生じるだけ」と警鐘を鳴らしたのが10年前。
●「アベノミクス」や黒田の「異次元金融緩和」による日本の惨状は、水野氏の主張通りの展開となったということ。
●株価重視のシンボルエコノミー政策に振り回され、日本経済（リアルエコノミー）を侵食。実質賃金は低下し、一握りの富裕層だけが儲かる世界となっています。処方箋としては、まずは内部留保金課税で格差拡大を食い止めること。果たして実現できるでしょうか？

②「デフレの正体 経済は「人口の波」で動く」
藻谷浩介
定価: ￥ 924
最強の地域エコノミストが日本経済の実態、そして処方箋を示す!
#藻谷浩介 #本 #BOOK #ノンフィクション #教養

（私の感想）
●日本経済を人口動態で読み解き、デフレの正体（内需の不振）が、現役世代の減少と高齢者の激増にあることを喝破した本。
●現在は、さらにコロナやウクライナ戦争という攪乱要因が加わり、ますます不透明感が増しています。一体どうすれば良いのでしょうか？

綺麗に読んでいますので、目立った汚れ等はありませんが、中古品ですので、その点理解いただける方にお譲りします。家族に喫煙者はいません。ペットも飼っていません。