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　サンスイが1971年に発売した、正負2電源方式のOCL準コンプリメンタリ回路のプリメインアンプです。終段には2SC1111を使っており、出力は45/45W(8Ω)です。この頃のサンスイの特徴であるトリプルトーンコントロールを搭載しており、Bass、Trebleに加えMidrangeの調節も可能です。さらにMidrangeは、中心周波数を1kHz、2kHzに切り替えることができます。プロテクション回路は、パワートランジスタの過電流を検出し、中間増幅段の電源をサイリスタで遮断するタイプです。プリアンプとメインアンプをスピーカーSWにより分離できます。ほとんどの基板がプラグイン方式になっているため、保守性が良い機種です。





　DCバランスやバイアス電流はサービスマニュアルに従って調整してあります。SW、VR類に気になるようなノイズ、ガリはありません。フォノ、ラインとも良い音で再生します。パイロット電球をLED電球に交換しました。ウッドケース後端に少し傷みがあります。