「潜伏者」
折原 一
定価: ￥ 780

#折原一 #折原_一 #本 #日本文学／小説・物語 #オリハライチ #ミステリー小説 #サスペンス小説 #折原マジック #折原ミステリー #どんでん返し #徹夜本 #一気読み

ひとこと
現実に起こった事件をモチーフにした〇〇者シリーズでは毎回さまざまなフリーの記者が事件の謎に挑みます
本作では東電OL殺人事件をモチーフにした前作・『追悼者』に引き続き、若きルポライター・笹尾時彦が活躍します
『追悼者』を未読の方はそちらを先に読むことをおすすめします

本作のモデルとなった事件は1979年から90年にかけて起こった「北関東連続幼女誘拐殺人事件」です
本作も予想とはまったく違う展開を見せ、わたしは見事に騙されました
犯人が仕掛けるトリック（アリバイトリックや密室トリック）よりも、著者が読者に仕掛ける叙述トリックに騙される方が好きな方はぜひ読んでみてください

あらすじ
若手ルポライター・笹尾時彦は、新人賞の下読みのバイトで奇妙な原稿に遭遇した
「堀田守男氏の手」 と題されたそれは、どうやら北関東で次々に起きた少女失踪事件を題材にしているようだ
興味をそそられた笹尾は、調査に乗り出した
容疑者、被害者家族、そして謎の小説家の思惑が交錯するとき、新たな悲劇の幕が開く！

※購入後、表紙を外しブックカバーをつけて一読しました
綺麗な状態だとは思いますが中古本であることを了承の上ご購入ください
よろしくお願いします

（折原一さんの著書は読了後順次出品予定です）