河井寛次郎の最上位作品【笹壷】 (共箱)です。

寸法　： 直径24.3cm　高さ22.0cm
状態　： 無傷完品

かなり大振りですので、床間に飾られたら、趣あり、とても栄えます。

日本民藝界を代表する柳宗悦、浜田庄司、また日本近代工芸を代表する富本憲吉、黒田辰秋など現在までその名が語り継がれる巨匠らと共に日本民藝界の礎を築きその中心人物として活躍。

「用の美」を追求した重厚かつ素朴な作風で近代陶芸の新境地を開拓しミラノ国際展大賞受賞など世界的にも評価の高い日本民芸界を代表する巨匠【河井寛次郎】の最上位作です。

作品は、柔らかな風合いの素地に呉須、辰砂、鉄釉の三色で軽やかに描かれた笹図の発色が実に素晴らしい。均整の取れた造形と、まるで浮き上がるかのような笹図のコントストが絶妙で抜群の作行です。口元と高台に施された飴釉風の釉薬が作品全体の印象をグッと引き締めて実に洗練された作品に仕上がっています。
背景の白地からは薄い紅が発色し可愛らしさまでも演出しています。
数ある河井寛次郎の壷作品の中でも、形、絵付け、発色など全てにおいて最上の作品と言っても過言ではありません。

寛次郎の最高傑作作品を持たれてはいかがですか?宜しくお願い致します。


種類...陶器