5冊です。

本能寺本を読みまくって、半世紀。終にこの黒住にも自説が出来上がりました。
誰か大河ドラマにして下さい。

フロイス日本史の本能寺の変の章です。
オルガンテノのいる南蛮寺は本能寺の隣り合わせにありました。だからオルガンテノは本当の実体験記録者に他なりません。
この人が、突然、信長の嫡男、信忠はキリスト教に親切な良い人だったが、本能寺の変の3日前に、都の北の武士の信仰を集める寺で水ごりをした罪で、地獄に落ちたと書いているのです。
コレは今までアホキリスト教徒の戯言だと切り捨てられ来ました。
しかし、いーですかー
都の北方の武士の信仰を集める寺とはどこでしょう。鞍馬寺以外あり得ません。
そこで三日前何が起きていたか？
明智光秀が、謀叛の成功を祈願して、あの有名な、
時は今、天が下たる、皐月かな
の連歌を読んでいるのです。
信長の後継ぎ、現織田当主信忠が、時も同じ鞍馬寺にいたとしたら、彼が京都到着が遅れた理由がハッキリするのです。
信長の嫡子が、謀反を起こす決心をした光秀と共にいた。
序でに言うと、そこには濃姫の同母弟で信忠の家老である斉藤義アキラも、病を押して来ていました。
も一つついでに言うと、
天が下たる皐(さつき)かな
の皐の字は天皇陛下の皇(天照に代わりて天下を治めるの意味)の字と、普通は全く同じに書きます。
だから、あの句の本当の意味は、
いま、土岐氏のわたし(光秀)が、天下を天皇様にお返しします
と言う意味になります。

この三人が、
政権を正親町天皇にお返しするために、何を話したか。
御所巻きという言葉をご存知ですか。
明智光秀が夜中とはいえ、何故楽々と本能寺まで来れたか疑問に思ったことは？
あの時、京の警備の責任者は信長でも光秀でもありません。織田信忠です。
光秀は当初、信忠を襲う様子が全くありませんでした。
本能寺襲撃が、光秀の独断ではなく、正親町天皇と織田当主信忠の内証(密命、密勅)あってのことだとしたら？
その目的が本来信長を殺さず捕らえて、幽閉することにあったとしたら？
ところがヒステリーを起こした信長が、人間五十年とばかりに、とことん暴れまくった為に、三人の計画は水疱に帰したのでした。
光秀は信長を殺した後で、仕方なく信忠を襲うのです。だからああも信忠殺害が遅れたのです。
誰か大河にして下さい。

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