柳 海剛の煎茶茶碗5客です。「海剛」の銘が入り、鶴が飛んでいる図柄です。現代の高麗青磁は貫入が入っていて、象眼文と貫入の状態で評価が異なります。 こちらは、貫入の入り方が均一で美しく、使い込んで行くと良い図柄になると思います。



人間国宝　初代柳 海剛（ ユ・ヘガン、유해강、1894年 - 1993年）は、韓国の陶芸家。ソウル出身。本名、柳根瀅。



中学校時代に目にした高麗青磁に魅せられ、陶芸家になる事を決意、韓国各地の古陶窯跡の調査を開始し、失われた高麗青磁の技術の研究を行う。

海剛高麗青磁研究所を設立、さらに研究を重ね、高麗青磁の復活を成し遂げる。



共箱入り、箱裏に、製造所・作者名と落款があります。

共箱の側面に所有していた家族が「高麗　青磁」とマジックで書いてしまいました。50年くらい前のものですが、未使用です。



サイズ

径　6.5㎝　高さ　4.8㎝