特集:東京圏再発見



○ 進化を続ける東京圏の一般形電車

○ 南武線の駅・廃線めぐり

○ 人口減少時代の首都圏鉄道プロジェクトを考える

○ JR東日本E261系電車の概要



■東京都心エリアでは、長大編成の電車が間断なく行き交い、ダイナミックで、また常に変化しています。

先ごろ山手線の新型車両E235系の投入が完了し、これに伴う車両転配によって他のいくつかの路線でも車両が入れ替わって様子が変わりました。

関東一円の周辺線区も含め、JR東日本の一般形電車(通勤形・近郊形)の現状をまとめました。



■横須賀線と総武快速線の直通運転は、40年前の1980年10月にスタートしました。それまで東京駅から東海道線と同じ線路を走っていた横須賀線電車は地下に潜り、品川~大船間は新川崎経由のルートに変わったのです。

今日の湘南新宿ライン、上野東京ラインの先例となった直通運転で、やはり一夜にして運転計画が一変しました。

当時どのようにして計画を達成したのか。担当者の回顧を40年前の本誌から再録しました(写真は取り替えています)。



■このほか、7月1日にデビューした東海道・山陽新幹線N700Sを紹介しています。

白に青帯は変わらないものの先頭形状の変更で空力特性が向上し、搭載機器の小型軽量化により標準車両を実現するなど、完成形に近づいた車両と言えます。