ジョルジョ・プレスブルゲル　「歯とスパイ」
鈴木昭裕＝訳
河出書房新社　1997年5月23日　初版
定価: ￥ 2200

後ろ見返しにキズがあります。（8番目の写真）
中身は綺麗な状態です。

ジョルジョ・プレスブルゲル
Giorgio Pressburger
1937年、双子の兄弟ニコラとともに、ブダペストに生まれる。19歳のときに、ハンガリー動乱のさなか、ニコラとともに祖国を脱出、イタリアに亡命する。ローマで演劇と生物学を学んだのち、演劇、軽演劇、歌劇、映画の脚本・演出家としてのキャリアを積む。
ニコラと共著で短編集「第八区物語」と長編小説「緑の象」を書くが、86年の短編集出版を待たず、前年にニコラは死去。88年には「緑の象」も出版される。89年、作品集「白い空間の法則」を単独執筆。これらの作品はいずれもきわめて高い評価を得、さまざまな国で翻訳される。こうした成功にはげまされたジョルジョは、1990年と1992年に、自伝的小説三部作の第部「大きな声のささやき」と第二部「開かれた意識」をそれぞれ完成させる。1996年の最新作「双子のふたり」は、同年度のヴィアレッジョ賞の最終候補作となった。
現在はローマやスポレートのオフィスとトリエステの自宅を往復しながら、演劇、映画、テレビ、ラジオなど、さまざまなメディアの企画・演出家としても活躍をつづけている。（カバーより）

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