★たくさんのふしぎ
　　すれちがいの生態学
　　　キオビベッコウと小道の虫たち

京都府箱石の海辺の小道で、キオビベッコウという狩りバチがはたす出会いの瞬間をみつめた、研究者４年間のフィールドワークの記録です。キオビベッコウは、巣づくりをするために、砂地の小道にやってきます。そこでさまざまな虫や生き物と出会うはずだ、と観察をはじめた著者ですが、さて実際には、どんな生き物とどのように出会うのでしょうか。そこには意外な結末がまちうけていました。

【文中より】
生態学：生きものどうしのかかわり
　　　　生きものと環境のかかわり

朝の労働寄生や夕方の穴掘りの時間にハチたちはおなじ砂地に集まってくる。そこで、多くのすれちがいを繰り返し、出会いがおきる。
そこには、出会いたくないのに、その相手を身近に必要とする矛盾をかかえた、フクザツな生き方があった。

ふしぎ新聞付き

表紙にスレ小傷小皺めくりジワがあります。やや使用感が感じられます。
中のページはめくりジワが数個ありますが、それ以外は概ね良好だと思います。


★★かがくのとも
　　こまゆばち

「かがくのとも」でははじめて取り上げる昆虫の「寄生」。昆虫世界では種を継続するための普遍的な生存戦略です。こまゆばちは蛾の幼虫に卵を産みつけ、孵化した幼虫は蛾をすぐに殺すことなくその体内で成長します。こまゆばちの生態を丁寧にみせながら、寄生するものされるものの関係性をわかりやすく精緻な筆致で描いています。

表紙にスレ小傷小皺めくりジワがあります。やや使用感が感じられます。
中のページはめくりジワが数個ありますが、それ以外は概ね良好だと思います。


☆こちらは表紙にめくりジワがあり、やや使用感が感じられるセットです。
画像でご確認のうえご検討ください。


☆「こまゆばち」はバラ売り不可

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