追い求めたのは「正しい歴史」ではなく「真実の歴史」である。



#君の祖国は日本と呼ばれる



「ペリー提督が脅しあげて開国させてから５０年だぞ！米と絹以外に見るべき産業の無い小国が...その間に奴らは政体も替え、近代を学んでものとし、内乱を鎮め、憲法を整え議会を興し、殖産興業・富国強兵を成し遂げ、眠れる獅子を破り、あろうことか俺たちに立ちはだかった（アメリカに一歩先んじて大陸への足掛かりを得た）、認められるか！」



「日本征服を狙ったアメリカの「オレンジ計画」と大正天皇」鈴木壮一を出品します。



#本屋さんには売っていません



建国独立以来、西へ西へと拡大し南北戦争を経てのち本国にフロンティアを失い、太平洋を島伝いに支那大陸を目指しハワイを征服し、傾いたかつての覇権国スペインとの戦争に勝利し、フィリピンを手に入れ、さあ次はいよいよ大陸（フロンティア）だと意気揚々と目を向けたアメリカにすれば将に戦慄の瞬間である。



米国の機密文書が公開されるや否や、鈴木壮一氏が後に喝破した様に日露戦争時の大統領であったセオドア・ルーズベルトが次官として海軍に奉職していた時（1897～1898年）に「オレンジ計画」は仕上げられる。

親日家として知られ、現代においても日本で人気のある米国大統領のセオドア・ルーズベルトであるが、「知日派、親日家」の正体とは



「アメリカ・ファースト（立ちはだかるものは征服せよ）」であった。



「オレンジ計画　アメリカの対日侵攻50年戦略」エドワード・Ｓ・ミラー

「原爆は「日本人」へ二十数発投下せよ！」林千勝も出品しています。



著者の鈴木荘一氏は昭和23（1948）年の生まれで小学校卒業と同時に会津若松に転居し、ザベリオ学園中等部二年間在学する（この間に歴史観の原点といえる立場「現在は過去の歴史の延長線上にある」と「真実の歴史」とは何かを追求する姿勢が育まれる）。1971年、東京大学経済学部卒業。東大卒業後は日本興業銀行へ入行。審査、産業調査、融資、資金業務などに携わる。特に企業審査、経済・産業調査に詳しい。2001年、同銀行を退職。「現在は過去の歴史の延長線上にある」との立場から、現代政治経済と歴史の融合的な研究を進めている。「幕末史を見直す会」代表。



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