2006年12月発売されたノキア渾身の黎明期スマートフォン。実際はSIMフリーの3.5G携帯端末でありPDA（ Personal Digital Assistant）が一体になった個人用のビジネス情報端末です。

・何よりも初期設定で日本語を（もちろん英語も）使えること、フルキーボードを備えていてジョイスチックキーも快適で、Webブラウザによるインターネット、無線LAN、ブルートゥース、PCとの同期もできます。

・電話機として５バンド対応（GSMの４波とW-CDMA）カードはU-SIM. OSはノキアのSymbian（S60 3rd Edition）必要なアプリはインストール済みです。

・幅約７cm、縦約12cm、厚み18mm（上部）～11mm（下部）、ケース本体はマグネシウム合金で見た目よりも軽めです（今時のスマホ並みで約140グラム）。液晶はTFT-QVGAで見た目より解像度も良い。片手操作もできますが、入力時は基本的に両方の親指が快適です。キートップが微妙なカーブがあり軽いクリック感もあって親指で隣のキーを押すミスも無い。

・内部メモリは75MB、miniSDカードを使って拡張が可能。本体底面には、充電用コネクタ、接続コネクタ、赤外線インターフェイス。接続コネクタ（Pop-Port）はUSBやヘッドセットなどの信号が出ていますが専用部品はありません。

♥充電用の専用ACアダプターを同梱します。バッテリーは純正がダウンしましたので新しく正規代替品です。

《感想》

発売直後に八重洲地下にあったノキア直営店で購入しました。カメラは付いていませんが、海外旅行では必需品でした。入国時に現地プリペイドSIMカードを購入して利用しました。当時は日本の携帯電話機を持っていましたがローミング料金が高く現地のSIMは通話料が安かったのです。なお、ノキア撤退によって事実上最後の機種になったのは残念ですが、702NKシリーズやN82など長らく親しんだストレート携帯に感謝します。

【購入したキャリア；滞在国SIM、画面割れ；なし、機能不良；なし】

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