実家の納屋を整理しており出てきた品になります。
深川製磁の陶板画で大きさもあり、図柄も縁起が良いもので、調べたところ、元絵があり北斎の富嶽三十六景から着想している様です。
今はこの図柄は廃盤になっている様ですが、深川製磁は富士シリーズで別の図柄の陶板画を出し続けている様です。
下記は深川製磁社さんのホームページの文言に手を加えたものです。
また元絵となっている北斎の説明も添付させて頂きました。
写真でご判断頂きお気に召された方にお譲り出来れば幸いです。
◉サイズ:横約36cm縦25cm

明治27年に深川忠次は富士流水をトレードマークに工房を立ち上げ、1900年パリ万博出展を期に欧州直貿易を始めます。 当時より描く富士山の意匠は、海外の愛好家に自然を愛する日本人の美観を強く印象づけます。熟練の職人が丁寧に絵付けした美しい富士の姿とおめでたい吉祥柄である鶴を施しました。丹精込めて皇室御用達の職人の手で焼造したものです。 ご家庭で気品溢れる富士を眺められてはいかがでしょうか。

葛飾北斎「富嶽三十六景 相州梅沢庄」
梅沢は、二の宮の庄にあって押切川のほとりで富士が眺められる場所です。青い富士と丹頂鶴、うす紅色の雲、幻想的な色合いが美しい作品です。うす紅色の雲は夜明け前の一瞬の空の色を示しており、富士に向かって飛び立つ丹頂鶴から、朝のすがすがしさが放たれるようです。富士と鶴が主に描かれており、お正月の爽やかな雰囲気に合うと新年を迎えるときにオススメの作品です。

ご覧いただきありがとうございます。

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