「クリプト・マン」
ケネス・ロイス　関口幸男

ウィリー・スコットは元盗っ人。現在は旅行代理店を経営し、恋人のマギーと同棲中だ。彼の仇名はスパイダー蜘蛛のようにビルの壁画を登り降りできるところからこの名がつけられたのだった。ところがそのスコットがとんでもない事件に巻きこまれた。英政界を揺るがす大スキャンダル。英米ソの情報機関が火花を散らす情報戦争のまっただ中へ放り出されたのだ。英推理小説界の鬼才が放つ政治冒険小説。快男児スパイダースコット登場！


「FBIの殺人」
マーガレット・トルーマン　中上守

ワシントンの合衆国連邦捜査局（FBI）のなかで奇怪な殺人事件が発生した。公開射撃練習の最中に、局員が死体で発見されたのだ。合衆国国内の犯罪捜査の中枢ともいうべきFBI内部で起きた異常事件。真相究明に乗り出すのは、インディアンの血を引く美人特別捜査官クリスティーン・サクシスとその恋人ロス・リゼンビー特別捜査官の2人。そして捜査を開始した2人の前には意外な人物が。FBI内部の腐敗を鋭くえぐった問題作！


「ベルリンの花束　上」
ノエル・ハインド　小菅正夫

ヒトラーのナチス・ドイツがヨーロッパを蹂躙し始めた1930年代末期。合衆国大統領ルーズヴェルトは国内に多くの難問題をかかえていた。だが一貫して反ファシズムの姿勢を崩さなかった。その大統領を暗殺すべくひとりの狂信的ヒトラー崇拝者が行動を開始する。ベルリンの花束を使うナゾの男。その男を追うのは元銀行員のFBI特別捜査官ビル・コクラン。ヨーロッパとアメリカを舞台に、殺人と陰謀、追う者と追われる者の息づまる物語が展開される。

3冊セットになります。

サンケイ文庫からのミステリー小説3冊セット。

- タイトル: ベルリンの花束 上
- タイトル: FBIの殺人
- タイトル: クリプト・マン

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