21ozの極厚メルトン生地をボディに使用したC.P.O SHIRTS。
ダッフルコートやPコートと同様にCPOシャツは海軍のユニフォームから派生し、今や秋冬のワードローブに欠かせない存在となった。
C.P.O と呼ばれるこのSHIRTSは『チーフ・ぺティ・オフィサー』の略で、米海軍における曹長を意味している。
即ち曹長クラスの身分を持つ者のみが選ぶ事が可能だったのだ。
曹長達の公の場でのレギュレーションは、ブラックタイを着用し、ネイビートラウザーにタックインするスタイルであった。ライトウエイトの圧縮ウール製C.P.O SHIRTSは、海水や雨にさらされても体温が冷えにくいという機能を備えていた。

米海軍に於いての標準採用は不明であるが、1930年代にはチンストラップが付いた物も存在していた。
C.P.O SHIRTSには両ポケットの型やフラップの計上の違い等いくつかのバリエーションが存在する。

ボディには海軍の制服から継がれたアンカーボタンが使われ、袖口はバインダー仕様となっており、引き裂きに耐える強度を持つ。
また、摩擦により負荷の掛かる台襟裏側には補強の為のあて布を施す等、細部にまで拘りを忘れてはいない。

アウターとしても通用する極厚メルトン生地のC.P.O SHIRTSは定番のネイビー色と共に押さえておきたいアイテムだ。


シャツ種類···その他

シャツ種類···ワークシャツ