ペーパーボーイ オールドイングリッシュ
tonebender mk1 circuit germanium fuzz

美しい空中配線が特徴的なPaperboy PedalsのTonebender MK1ファズです。

基板を使わず、磨かれたパーツ同士を直接結線し、すべてハンドメイドで仕上げられた内部の様相は職人技。

説明書に記載されていますが、同じペダルでも外観、トランジスタ、構成パーツの異なるものがあるようです。この個体には2N、NKT、ASYゲルマが使用されています。

新品購入後、短時間の使用になります。


Paperboy Pedals

現在、世界的に注目されているブライス・ニコル氏がアメリカで立ち上げたペダルブランド。

2013年、電子工学の準学士号を取得してスクールを卒業。Ampeg、Fender、Marshall、Vox等の保証修理センターで技術者として従事。

その後、元フェンダー・カスタムショップのマスタービルダーであるギター製作家のフレッド・スチュアートに師事。エレキギターやピックアップの構造について学ぶ。パーツ同士を直接結線し、美しく立体的に組み上げる回路は、見た目だけではなく音質にも大きく貢献している。


Olde Englishは最初期のファズ回路からインスピレーションを得て製作された製品です。

イングランド発祥のファズペダル（Tone Bender Mk.1）は攻撃的なアタックと枯れたトーンが特徴でした。Olde Englishはこの特徴の保持を狙いながら、各トランジスタを試聴し手作業で選別することで、回路をよりユーザーフレンドリーに、効果を予想しやすい近代化したものにしています。

クラシックなスタイルのレベルとアタックのコントロールを操作することで、ライトなピッキングからハーモニクスが最大に効いたオーバードライブ・ファズトーンへ変化する効果が得られ、バイオリンのようなシングルノートを得ることができます。

ヴィンテージ・ファズペダルの多くとは異なり、Olde Englishはペダルボードでの使用が容易で、極性反転やアイソレート仕様の電源を必要とせず、多くの一般的な電源アダプターで動作します。

電源：DC9Vセンターマイナス（2.1φ 5.5mm）オンリー