・A4サイズ
・紙は書道用の半紙です。
・墨汁を使用しています。
・フレームなどは付属しません。作品のみの発送です。
・墨を使うと紙が水分を吸い、シワができます。ご了承ください。
・裏打ちはしておりません。

☆歴史上の人物の辞世の句をオリジナルの書道作品にいたしました。書道歴15年の師範です。
☆インテリアとして、フレームに入れて壁掛けやスタンドにして飾るとお部屋が華やかなになります。
☆誕生日プレゼント、還暦祝い、退職祝い、卒業祝い、入学祝い、合格祝い、出産祝い、などお祝いやプレゼントにもいかがでしょうか。

豊臣秀吉（とよとみ ひでよし、1537年—1598年）は、戦国時代から安土桃山時代にかけて活躍した武将であり、織田信長の家臣として頭角を現し、最終的には天下統一を果たした人物です。農民の出身ながらも才能と知略で成り上がり、織田信長の死後、明智光秀を討ち、柴田勝家や徳川家康と争いながら、全国を統一しました。天下人となった秀吉は、検地や刀狩を実施し、武士と農民を分ける政策を進めるなど、日本の社会を大きく変えました。また、朝鮮出兵（文禄・慶長の役）を行いましたが、これは失敗に終わります。

秀吉は1598年、大阪城で病に倒れ、死の間際に辞世の句を詠んだとされています。

「露と落ち　露と消えにし我が身かな　浪速のことは　夢のまた夢」

この句には、自らの人生が儚く、まるで夢のようであったという思いが込められています。「露」はすぐに消えてしまう儚い存在の象徴であり、秀吉は自身の栄華もまた一瞬のものだったと悟ったのでしょう。また、「浪速（なにわ）」とは大阪のことを指し、自らが築き上げた大阪城や豊臣政権の繁栄も、夢のように過ぎ去ってしまうという無常観が表れています。

秀吉が亡くなると、後継者の豊臣秀頼を支えるため、五大老・五奉行の制度が設けられましたが、やがて徳川家康が権力を掌握し、関ヶ原の戦い（1600年）を経て、豊臣家は次第に衰退しました。そして1615年の大坂夏の陣で豊臣家は滅び、秀吉の築いた天下は完全に終焉を迎えました。

戦国時代には、織田信長や徳川家康のほか、武田信玄や上杉謙信、伊達政宗といった名だたる武将がしのぎを削りました。それぞれが異なる信念を持ちながら戦い、日本の歴史を大きく動かしていきました。