※裁断箇所により織柄の位置や出方がお写真とは若干異なる事がございます。

※織物は柄を織り出す立体構造物です（刺繍作品ではございません）。光量・光の種類・柄を眺める角度等の条件により、柄や色の見え方に変化が生じます。

【作品について】
本作品は織物アート（美術織物）を使用いた御朱印帳です。日本に残る素晴らしい美術の数々を、桐生織物が「織」で再現した布を使用しております。

歌川広重　名所江戸百景「深川洲崎十万坪」につきましては【織柄】をご参照ください。

【ハンドメイドのこだわり】
作品は全て受注制作です。作り置きは致しません。それは御朱印帳を作り出す資材の繊細さに理由があります。扱う全ての資材がとても繊細な素材であり、気候・温度・湿度等、環境条件により細かな作業が異なります。皆様の元へ届く御朱印帳は「鮮度」も重視したい、それは「美しさ」の一条件であるからです。

【作品詳細】
表表紙
額絵織物

裏表紙
桐生金襴織物

比較的丈夫で色褪せし難く、美しい織柄を末永くお楽しみ頂けます。織物（繊維）は摩擦や引っかけに繊細な素材です。御朱印帳袋等を使用して御朱印帳を保護する事で、本作品をより美しい状態で保つ事が可能です。

本文
11山
片面23p
両面46p
※表紙の面を除く

滲み難く乾きやすい、書き手に書きやすく墨の滑りが良い２枚貼り合わせの蛇腹奉書紙を使用。

※ 下記、和紙の特徴としてご理解下さい
製造過程で発生するパルプ繊維や木くず、黒点（夾雑物）は、和紙製品の特性の一部です。夾雑物は無理に取り除くと、穴、傷、破れ、凹凸等の原因となりますのでご注意下さい。

サイズmm
約122x185x18

【織柄】
歌川広重　名所江戸百景「深川洲崎十万坪」
江戸湾を一望できる行楽地であった洲崎は、四季折々賑わっていた町でした。その外れにあった十万坪は広漠とした土地で人が生活する事が出来ませんでした。画面上部に鷲が羽ばたく構図は、斬新で迫力のある秀作です。鷲が獲物を狙って急降下する様子をとらえており、鋭い目が特徴です。

裏表紙の美しい赤が特徴の金襴生地は、鷲の力強さを象徴する赤、そこに映えるゴールドは勝利や成功、豊かさ等、鷲が象徴するこれらの意味を更に強調します。

力強く飛翔する鷲と華麗な赤の金襴が織りなす1作品です。成功や勝利のパワーを感じさせる存在です。