オリ・ムストネン
( Olli Mustonen 1967- )　

ベートーヴェン　後期ピアノ曲　
RCA盤　2点セット　

ベートーヴェンはムストネンにとって、特別な思い入れがあるようです。

ムストネンはデビュー後、90年代初めにデッカと専属契約し、ショスタコーヴィチ、展覧会の絵と、ロシア作品を入れたのち、93年にエロイカ変奏曲など変奏曲アルバム、94年にヴァイオリン協奏曲のピアノ協奏曲版、96年にOp.105の変奏曲やOp.126のバガデルなど後期作品集と、3枚のベートーヴェン・アルバムをリリース。　

この3枚、さわやかなイケメンのジャケット写真と、人気協奏曲・ソナタを避けたマニアな選曲が印象的でした。

その後、RCAに移籍し、バッハ＆ショスタコーヴィチに続けてリリースしたのが、このベートーヴェン・アルバム2枚です。

ディアベリ変奏曲のカップリングには小曲を入れていますが、デッカ盤とは全く被らず。

ベートーヴェン最後の曲とされる、弦楽五重奏曲のスケッチを入れるなど、めずらしい作品ばかり、マニアックを極めています。

2007-9年には、タピオラシンフォニエッタと協奏曲全集をONDINEに録音しましたが、ソナタは人気曲含めてまだ。この30番が唯一のセッション録音のようです。

●96年録音
・ディアベリ変奏曲
・弦楽五重奏曲のスケッチ断片 Hess４１
・アレグレットハ短調 WoO５３
・バガテルハ短調 WoO５２
・アレグレットハ短調 Hess５９
・ピアノ小品　WoO５４

96.10.10-11 ロンドンでのセッション録音

CD１枚　BMG RCA　7432161448 2
99年発売　EU盤(写真2-6)

●98年録音
・ソナタ30番
・10の民謡主題と変奏曲Op.107

98.10-20－25
ベルリンでのセッション録音

CD１枚 BMGファンハウス BVCC1029
2000年発売　日本盤　帯付(写真7-12)

・ケース、ブックレットに、細かいキズ、汚れがあります。
・当方の機器では、再生に問題がありませんでした。
・素人保管になります。

よろしくお願いします。