【知る人ぞ知る隠れた名モデル"MARK PHILLIPS"を復刻再現】・PLANNER'S COMMENT:吉見今でもリリースされているモデルを含め、数多くの名品が生まれたBarbour全盛期ともいえる90年代。今回URBSで満を持して登場するのは、生産期間が短かったこともありすでに90年代に廃盤となっておりvintage Barbourの中でも希少価値の高い"MARK PHILLIPS (マーク フィリップス)"というハイクラスモデルを現代的にアップデートした逸品です。マーク・フィリップス陸軍大尉は英国を代表する馬術家で、1972年のミュンヘンオリンピック馬術競技の金メダリスト。1973年にエリザベス女王の娘、アン王女と結婚しました英国乗馬界の重鎮です。彼の名前が冠されたモデルだけあって、乗馬を前提とした重要な特徴が多く見られます。その特徴の一つが着丈の長さです。現在でもBarbourからリリースされているBEDALEよりも長く、BURGHLEYよりも短い絶妙な着丈でカジュアルにはもちろん、スーツシーンでも合わせられます。乗馬用として大きくとられたサイドベンツも当時のディテールを忠実に再現しています。内側には13インチのPCが入るほど大きなナイロンポケットが2か所あり機能性も兼ね備えております。そして一番の特徴が現在のBarbourでは採用していないディテールであるパイピングです。袖先やサイドポケットのフラップなどの消耗の激しい部分に、レザーのパイピングが施され、機能のみにあらずデザイン上のアクセントにもなっています。当時はレザーを使用していましたが、今回はエコレザーを採用しております。当時のモデルには、その他に長い着丈の前立ての裾部分に雨風よけを目的としたナイロンのパーツや、身体の密着を目的にウエスト部分に付けられたアジャスターなど細かなディテールが存在しておりましたが、よりタウンユースにするため排除し、素材も定番のワックスコットンから肌触りが滑らかなピーチドコットンに変更しているため、ワックスコットン特有の匂いもなくより着やすくなっています。

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