斬新な視点と精密な取材、そして読み応えのある筆致でたちまち人気ノンフィクション作家・石井光太の傑作（すべて初版）新潮文庫3冊まとめて



「近親殺人　家族が家族を殺すとき」

発売：2024年2月1日　初版

定価：693円

殺す方か、殺される側か――。

「まじ消えてほしいわ」とLINEしながら母親を餓死させた姉妹。

引きこもりの果てに家庭内暴力を振るう息子を絞殺し、その死に顔を30分見つめた父親。

「殺さなければ殺される」とばかりに追い込まれて鬱病の姉にとどめを刺した家族。全7つの事件が問いかける、他人事ではない家族の真実。



「43回の殺意　川崎中1男子生徒殺害事件の深層」

発売：2021年2月1日　初版

定価：737円

少年法に守られた殺人者。数年すればその罪は「なかったこと」になる。

2015年2月20日未明、凍てつく風が吹きつける多摩川の河川敷で、上村遼太君は全裸で息も絶え絶えに草地を這っていた。カッターで全身を43カ所も刺されて――。

無辜の少年はなぜ命を奪われたのか。緻密な取材を基に深層を炙り出す。



「鬼畜の家　わが子を殺す親たち」

発売：2019年2月1日　初版

定価：649円

使用済みのオムツが悪臭を放ち、床には虫が湧く。暗く寒い部屋に監禁され食事は与えられず、それでもなお親の愛を信じていた 5 歳の男児は一人息絶えミイラ化した。極めて身勝手な理由でわが子を手にかける親たち。彼らは一様に口を揃える。「愛していたけど、殺した」。ただし「私なりに」。親の生育歴を遡ることで見えてきた真実とは。家庭という密室で殺される子供たちを追う衝撃のルポ。



3冊セットになります。他にもノンフィクション作品出品中です。

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