ネガ(陰影側)とポジ(本体側)の一対が揃った、中生代白亜紀のブラジル•セアラ州サンタナ産絶滅大型古代魚、ヴィンクティフェル(Vinctifer)の化石です。現在のアミアかカマスの祖先と考えられ獰猛な魚食性の魚だったようです。

頭部、広い鰓、短く突出した上顎、吻部、特徴的な縦に大きく伸びた胴体中心部の厚い鱗が尻尾まで鮮やかに、綺麗に揃って残っています。

一億何千年という時空を超えたものと思えないほどリアルな珍しい超大型、保存状態の素晴らしい化石です。

尻尾に近い部分で折れていますがほぼ50cm近い本体で、現代のバラクーダとよく似た魚体ということがわかります。

凡そのサイズはアースカラーの母岩を含めて、上(ネガ部)が長さ41.8cm、幅最大12cm、厚さ5cm、重さ2.8kg、下(ポジ部)がそれぞれ42.5cm、13.5cm、4.5cm、4.5kgです。上下合わせて7.3kgほどの重さになります。

現在ではブラジル産化石はブラジルから輸出されることは無く、貴重な物品として永く保存して頂ければ幸いです。

公共の施設、例えば博物館、研究所、高校•大学の資料館、など資料の一部に加えて頂ければと思います。

種類...化石