多少の折れ•汚れがあります（写真参照）。本文は良好です。中古本にご理解のある方、宜しくお願い致します。



20230920-850

編集ラミ

4905519063

978-4905519065



「積極的平和主義」について、「集団的自衛権の行使」について、「憲法改正」について、「特定秘密保護法」について、「原発再稼働」について、「武器輸出の規制緩和について」、「辺野古米軍基地建設」について、どうもそれは違うだろう！と著者は違和感を覚えている。そしてその違和感と対峙する。書かれている内容の幅は広い。裁判員制度、演歌、映画俳優など。何を書いても「戦争をしない世界を創ろうよ」と語りかけてくる。著者は「はじめに」で「地球の将来も日本列島の将来も、真面目に考えると、正直、大いに不安である。だが、気持ちを塞いでばかりいても何も善いことはない。成り行きはきっぱり天に任せるとして、希望だけは持って、元気に策を練って、力強く生きて行きたいものである。21世紀、暗闇の日本から、光明と方策を求めて、旅に出ようではないか。」と書いています。 　この著書は、現在の政治的不安要因を乗り越えて、前向きに未来を見つめていこうと語りかけています。



コメント

「戦争をしない世界を創ろう！」は著者の切実な願いです。身近なことから政治問題まで、著者の胸に不安や暗さがこみ上げてきます。さまざまな問題としっかりと向き合いながら、平和を揺るがしかねない最近の政治について考えています。著者は、身の周りの問題に鋭く切り込み、「事態はいつの間にか、個人の意見や行動ではどうにもならない状況になってしまうものです。そういう空気ができてきて、報道機関もその空気に呑まれ、やがてだれもがその空気を読むようになり、それに逆らわなくなってしまいます。逆らう人がいても少数で、和を乱す異端児扱い、さらには犯罪者扱いされかねません。どこを目指して進むことが正しい道なのか、『この道しかない』と言っている人もいますが、そういうことを言う人は、主権者国民に考えさせまいとする人たちです。あえて危険な方向に国の進路を取る必要はないのです。欲より理性を働かせて、国の進むべき方向を選んでいこうではありませんか！」

著者について

桃山直太郎 埼玉県に生まれる。中・高生の学習指導をして今日に至る。 ブログ「日本の政治と地球の未来」を始める。