「めちゃ元気・最強の治療法」　定価８５０円

　近年、癌で亡くなる方が増えています。

　著者の妻も65歳で、この世を去りました。

　癌の治療法は、切る、焼く、殺すといった３大療法が一般的ですが、はたして適切な治療でしょうか？

　今の西洋医学を徹底的に調べ上げたところ、真相が明らかになってきました。

　今の医療は対症療法なのです。つまり、病気のその部分だけを治療し、病気の根本的な原因は追求しません。

　この対症療法で病気が治る事がありますが、治ったのは、その人の「自己免疫力」が強かったからです。

　著者は中塚全紀（なかつかまさとし）です。

　1949年、兵庫県生まれ。1973年神奈川大学第二工学部電気学科卒業、サントトーマス大学大学院修士課程歴史学科受講（フィリピンから見た世界の歴史を習得）

　1973年10月に海外協力隊員としてフィリピンに派遣になり、フィリピンの青年達を職業指導し、国際親善にも貢献しました。

　私たちの細胞が一定期間に新陳代謝するのは、今の医学では細胞分裂によっておこなわれているとしていますが、この考え方は再考しなければなりません。

　つまり、細胞の新陳代謝（ある一定期間に入れ変わる）は血液の赤血球が万能細胞の働きでその現場の細胞のDNAを読み取って千変万化して新しい細胞になっているのです。

　千島・森下先生の学説では、化学調味料、添加物、人工甘味料、トランス脂肪酸等の加工食品が原因で血液の劣化が生じ、その事が原因で正常な血液が生成されない事が問題であると説明しています。

　この血液の劣化によって正常な細胞に変貌しないことが病気の原因です。

　日本の総額保険医療費は約45兆円。（後期高齢者の医療費は入っていません。この保険料を入れると約５5兆円なります。）

　日本の国家予算１１０兆円の割合からして保険医療費の割合は断トツです。

　だから、国債を４０兆円発行しなければやっていけない状態です。

　しかもこれだけ多くの予算を投入しても、日本の国民は健康にはなっていません。

　癌患者は年間3８万人死亡、生活習慣病といわれていますが、日本の高血圧患者は、約４，３００万人、糖尿病患者、約２，０００万人と推定されています。

　今のような原因を見極めないで治療をおこなうことは、日本にとって、大きな損失であると考えます。