＊源氏物語や古事記の中に出てくる植物を紹介・解説した本。エピソードを交えながら解説を見ると、いかに植物で溢れているのかが分かり（夕顔・若紫・末摘花など）これまで意識したことがなかった読み方ができるようになります。

●「古典の中の植物─よみもの植物記─」
金井典美=著
定価:¥950/B6/239P/北隆館/昭和58年8月20日初版

◯状態
◆カバー…スレ・背ヤケ・黄ばみ
◆本文…経年ヤケ・三方ヤケシミ・ページ折れ跡

目次
□はしがき
■源氏物語
　─ははきぎ（帚木）
　─ゆふがほ（夕顔）
　─わかむらさき（若紫）
　─すゑつむはな（末摘花）
　─あふひ（葵）
　─さかき（賢木）
　─よもぎふ（蓬生）
　─まつかぜ（松風）
　─あさがほ（朝顔）
　─たまかずら（玉蔓）
　─ふじばかま（藤袴）
　─わかな（若菜）
　─かしはぎ（柏木）
　─こうばい（紅梅）
　─たけかは（竹河）
　─さわらび（早蕨）
　─やどりぎ（宿生木）

■古事記の巻
　─国産み神話とあし（葦）
　─黄泉国ともも（桃）
　─天の岩戸とひかげのかずら（日影蔓）
　─八俣の大蛇とあかかがち
　─オオクニノヌシ（大国主）とがま（蒲）の花
　─アメのワカヒコとゆつかつら（湯津楓）
　─天孫降臨といねの穀霊
　─神武天皇と「植えしはじかみ（椒）」
　─やまゆり（山百合）とイスケヨリヒメ
　─三輪の麻糸
　─垂仁天皇と南の植物
　─ヤマトタケルノミコトとひいらぎの八尋矛
　─神功皇后とひさご
　─応神天皇と沼のぬなは
　─仁徳天皇と一本管
　─雄略天皇と日下江のはちす

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