1899のsolid silver(銀無垢）、のお品です。

刻印ははっきりとした物で全部で4つ、CSH (Charles Stuart Harris) と入っています。ロンドンのメーカーの様です。



モノグラム等も入っておらず、歪みも見受けられませんので、ほぼ完ぺきなお品では無いでしょうか。ピアッシング部分も細かいデザインなのに何も問題無く、とても素晴らしいコンディションだと思います。



そもそもモートスプーンは生産数自体が少ないので、アンティークショップでの販売でしたら、6桁は行くと思います。

コレクション整理の為に出品しますが、価値が分かって頂ける方にお譲りしたいです。



長さ：約15cm

ボウル部分最大幅：2.5cm



----------------------【モートスプーンについて】----------------------

イギリスアンティークがお好きでも余りご存じない方もいらっしゃるようなので、補足で記載致します。



モートスプーン（モートスキマー）は初期の茶こし・ポットの注ぎ口の茶葉詰まり取りだったようです。

当時のお茶は高額だった為、モートスプーンも特注品で作られました。



モートスプーンは、ティースプーンやティーキャディースプーンが台頭してくるまでの、1697年頃からジョージアン王朝まで（1830年頃）の100年程度しか作られなかった為、とてもレアアイテムです。

紅茶がお好きな方でしたら、1本は是非お持ちになって頂きたいです。 紅茶研究家の磯淵猛先生も、「見かけたら絶対手に入れるべき」という話をなさっていた気がします。



マッピン＆ウェッブ（ Mappin & Webb ）、ジョージジェンセン （ GEORG JENSEN ）、ピュイフォルカ（ PUIFORCAT ）、早川器物や早川シルバー、ゾーリンゲン（ Solingen ）、シェフィールド（ Sheffield ）

、バーミンガム等々お好きな方是非。



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種類...スプーン

素材...銀

用途...コーヒー・お茶