貴重なIvano corattiの作品をお譲りいたします。
イタリアのBolognaは、PoggiやBignamiやRegazziなど名工を数多く輩出している地域で、基本プロの間でしか出回らない作品が殆どになります。
Corattiもその一人で、GBMやKantuscherやCapelaとも並ぶ現代の名工と言われ、向上心の高さから年を重ねるほどに精度が上がっていった製作家でした。

下記の通り、経歴も輝かしいの一言で現代のバイオリン業界に多くの影響を残した一人と言えます。

1933年にイタリア北部フェラーラで生まれ、大工見習いとして木工の技術を磨く(BissolottiやPedrazziniなど家具や木工職人からバイオリン職人に転向するケースは多い)
1971年: 国内のヴァイオリン製作コンクールで優勝
　　　　Gio batta morassiと交流し、作風に影響を受ける
1977年: 現代の巨匠で、当時弦楽器製作学校の生徒だったAlessandro Ciciliatiを育てる
1979年: A.L.I. (イタリア弦楽器製作家協会)の創設メンバー兼副会長に就任
1981年: ヴィエニャフスキ国際ヴァイオリン製作コンクールで一位を獲得
ジローラモ・フレスコバルディ音楽院でバイオリン製作の教鞭を取る

黒檀のフィッティングでセットアップしてお届けいたします。
見事な木工技術で音は文句なしで、状態もよいです。

音は大音量でコンクールでも圧倒するパワーがあり温かみもあって大変コスパが良いです。
その秘密は作るのが難しいミディアムハイアーチのふくらみを上手く作ることができる技術力の高さが１つあるでしょう。

350万以上が国内相場となります。なお、お値引きのご相談があれば質問欄からのみ受け付けます。
(メルカリの新機能の匿名での値引き交渉は見ておりません)

本人が製作証明書代わりに写真にサインしたものが付属します。
(これで十分証明書の効力を持ちますが、弟子のAlessandro Ciciliatiにもメールして確認済です)

ここ数十年インフレしている時代に名器がこの値段で出る機会は、いくら待っても今後ありませんので、お見逃しなく！

なお希望価格を匿名で登録いただいても対応できませんのでコメント欄からお願いいたします