コダック社の戦前(90年前)の35mmカメラ、kodak retina ＃118です。
エベレスト初登頂の際、エドモンド・ヒラリー卿が登頂の写真を撮ったカメラとしても有名です。
ライカやロシアンレンズでは物足りなくなってきたクラシックカメラ玄人の方、いかがでしょうか。

117型や戦後のレチナはよく見ますが、おそらく過去にも未来にも118型がメルカリに出るのはこの一台のみだと思います。
金策のため、泣く泣く手放します。

動作に問題なく、フィルムカメラとして普通に使用しておりました。

光学系は年式相応で、小傷はあります。
もともとマルチコーティングされた現代のレンズとは違う描写なので、実用範囲内です。
とはいえ名門シュナイダーのクセナーが搭載されており、キマった時の描写には目を見張ります。

蛇腹とシャッターは補修されています。
中四国の腕のいい某カメラ修理業者に出して調整いただいたので、高速側も速度出ています。

フイルム室は前オーナーが再塗装したようで蓋側に凹凸があり、ファイルを切ってフィルムの傷防止としていました。

当時の説明書(英語)もコピー版ですが、ご要望があればお付けします。

その他、気になる点がございましたらお気軽にコメントください。
大切に使ってくださる方にお譲りしたいです。