「はがき道」の創始者としてその名を後世に遺された、坂田成美（改名して道信）先生の伝説的小冊子、その２点がこれです。

「実践人」の寺田清一先生が編集され発行へとすすめられたものです。
既に半世紀以上が経っており、今はほぼ入手困難と思われますので、ご必要とされる方がおられればと手持ちの蔵書をこの機会にご提供させて頂こうと存じます。
共に当時、複数をそれぞれに購入後、書庫にて大事に保管されていましたので、出版後ほぼ５０年を経過しておりますが、ほとんど紙質の経年変化もなく新品同様の状態のままです。

１）第１集：『ハガキ道に生きる　(１枚のハガキに生命をこめて）』
昭和５８年４月２０日発行、第16版

森信三先生が、「わが心の友坂田成美君」と、巻頭に丁寧な序文を寄せておられます。
主にご自身が書かれた複写はがきの控えからの抜粋で構成されており、その一枚一枚に、飾り気のない素朴で真摯な想いが様々に響き伝わってきます。
また第１、第２集ともに、編集をされた寺田清一先生が「あとがき」を書いておられます。

２）第２集『ハガキ道に生きる（複写にのこるいのちの交流）』
昭和６１年９月１日発行、第12版

刎頸の友であり、生涯に渡り複写ハガキのご交流をされた、かの川原朔太郎氏との「いわば「いのちの呼応」というべく、まことに珠玉の宝石集と言えるでしょう。(森信三先生序文より）」
後半は、特に川原作太郎氏が「ハガキの功徳」と題して、まさに崇高とも覚えるその奥深いひと言ひと言を述べられた箴言が記載されており、心あるもの必読の内容とも言いうるかと思えます。


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