神谷光信、村松剛・保守派の昭和精神史、法政大学出版局、2023年、カバー帯付、未読。ごくわずかにスレ、帯に傷あり。定価は4950円。
戦後に批評家、フランス文学者として出発した村松剛が、小林秀雄との出会いや遠藤周作ら作家や批評家らとの出会いを経て、三島由紀夫と出会い、アイヒマン裁判を傍聴取材したりアルジェリア戦争を取材したり、ポール・ヴァレリーやド・ゴールの評伝を発表したりと、普通の文芸評論家とは違う道を歩み、三島由紀夫との出会いを経て楯の会創設に協力など、実は多彩な活躍をした知性派の村松剛が戦後歩んだ軌跡を初めて丹念にたどった評伝です。
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