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✴︎アンティーク　ヴィクトリアン　9ct 勿忘草
　　　エングレービング　クロスペンダント
　　　　　　1897年製　イギリス
(チェーンは付属しません)
　　　　大きさ　W1.6×H2.6×D0.12㎝
　　　　　　　　　　　　(丸カンは含めず)

127年前の1897年に、イギリスバーミンガムで金の検査を受けた十字架ペンダントです。
写真7枚目、左からメーカーズマーク(摩耗していて読み取れません)、9金をあらわす9と375、検査所は碇⚓️マークのバーミンガム、製造年を表すデイトレターは四角にXですから1897年です。
ホールマークが全て揃って読み取れる状態にあるアンティークは、その歴史を知ることができるためとても貴重ですね。

こちらは20年近く前に、銀座にあるアンティークジュエリーの店で購入しました(お買い上げいただいた方には店名をお知らせしますね)。

こちらのクロスペンダントは、ホロー構造(中空)になっています。ホロー構造は古い時代の品にしか見られないもので、高い技術が必要なのだそうです。少し立体的な厚みがあり、厚み部分には穴があります。(この穴は中空にする為のもので、ホロー構造には必ず穴があります)
十字架の表中央には、わすれな草が手彫りされています。
華やかなハイカラットの金ではなく、9金の温かいローズゴールドのため、どことなくモーニングジュエリーの静かな雰囲気を感じる品だと思います。

十字架の大きさも大き過ぎず小さ過ぎず…ですので長いチェーンにも短いチェーンにも似合います。チェーンの長さで雰囲気がかなり変わりますので服装に合わせてお楽しみくださいね。

127年も大切に受け継がれてきた品です。
ヴィクトリア時代の職人技と遥かな時をお手元で感じていただけますように・・


アンティークネックレス