ステアリングクロック
ステアリングクロックは1950年代にジョージ・ネルソン(George Nelson)によってデザインされました。 その名の通り、車のハンドルをモチーフにしたデザインです。 握りが細く大型車の様に大きな経のハンドルは、当時のアメ車のステアリングを思い起こさせます。 ビンテージカーを思わせる華奢なラインで重い印象が無く、時刻ポイントにはオレンジが配されて視認性への配慮もしっかりとデザインされています。 ネルソンクロックとも呼ばれる一連のシリーズは、その特徴的な形態からデザインの古典的なアイコンともなっています。 時計としての機能だけではなく見て楽しいインテリアのアクセントとしても人気があります。 ミッドセンチュリーを彷彿とさせるアメリカンテイストのお部屋にはもちろん、モダンなテイストのインテリアにもどんなスタイルにもマッチします。

ジョージ・ネルソン
デザイナーについて
チャー ルズ＆レイ・イームズやイサム・ノグチらの才能をいち早く発掘したことで、鑑識力の高さも評価されている。ジョージ・ネルソンは1908年にコネチカット 州ハートフォードで生まれた。1931年には23歳でイエール大学の芸術学士号を取得し、1932年奨学金を得てローマのアメリカン・アカデミーに留学。 同年に建築部門のローマ賞受賞した。ハーマンミラー社のデザインディレクターに就任し、チャールズ＆レイ・イームズ夫妻に同社のための家具デザインをする よう交渉する。また、自身も代表作『プラットフォーム・ベンチ』『ココナッツチェア』を発表する。ハーマン・ミラー社の重要な家具デザインをいくつか手が ける。ジョージ・ネルソンはミッド・センチュリー・モダンを作り上げた立役者の一人と言えるであろう。

デザイナー：ジョージ・ネルソン
サイズ：約、W30.5xD30.5xH7.5cm
素材：スチール
リプロダクト品