RUSS BALLARD／FIRE STILL BURNS
ラス・バラード／ファイヤー・スティル・バーンズ
EMI Electrola
CDP 538 – 7 93056 2
1985年　Made in Holland

Russ Ballardは優れたソングライターであり、Rainbowの「Since You Been Gone」（79年, 英6位）や「I Surrender」（81年, 英3位）、Santanaの「Winning」（81年, 米17位）、Americaの「You Can Do Magic」（82年, 米8位）、KISSの「God Gave Rock and Roll to You」（91年）など、ロック系を中心とする様々なアーティストがBallardの書いた曲を歌っている。サビがキャッチーで、覚えやすいメロディの曲が多い。

1985年発表の７作目。前作から一年という彼にしては非常に短期間で発表されたアルバム。ドラムスと一部のベース以外はラス自身が手掛けており、発想としてはソロ・デビュー作に近いものと言えるかもしれない。参加しているのは元コックニー・レベル~10ccなどのスチュワート・エリオット （dr）、マイク・リチャードソン（dr）、同時期にマイク＆メカニクスのメンバーとしても活動していたピーター・ヴァン・フーケ （el-dr）、前作から引き続き参加のモー・フォスター（b）という顔ぶれである。
サウンドは前作の流れを引き継いだいかにも80年代テイストのもので、今回はそれをバンド形態ではなく自身で作り上げようとしたものだろう。80年代のサウンドをきちんと消化してそのチープさを排除しているのは物凄く良い耳を持っている証拠ではないだろうか。


※輸入盤。古い作品ですので盤面に再生に影響の無いスレ有り。ブックレットにも軽い汚れと開口部のツメが当たった跡あり。PCおよびCDコンポによる再生チェック済み。アルコールによるクリーニング済み。

ネコポスですので、ご不在や対面対応に不安を感じる方にも安心していただけると思います。

ハードロック
AORハード
レインボー