「それでも脳はたくらむ」

本書の内容は次の通りです。
まえがき 人生は、事態が全て把握できないままに
進んでいくものである
第1章 体験はひとつも無駄にならない
蝶取り少年には不思議な能力がある
生の体験が大切な本当の理由
「羽生将棋」は失敗学でできている
過去あっての未来予想
ひらめきをそそる退屈の効用
利休を知った至極の侘び茶
第2章 人は人につくられる
仲良くいれば頭が良くなる！？
「個性派」はブレンドされて旨くなる
湯川博士の教養という裾野
社会化されるな、子どもたち
どうすれば人に選ばれるか
第3章 「知」は進化の特効薬
脳学事始 脳は自ら意欲するほうへ進化する
茂木流受験克服法を大公開！
私は理系か文系か
あなたに「読む」覚悟はあるか
第4章 脳も癒しを求めている
朝の一杯、そして一粒
空き地にある人生
月を見て宇宙感覚を取り戻そう
脳にとってからの贅沢」とは何か
ドリフの「教室コント」が救ったもの
第5章 「わかりやすさ」が生命力を奪う
脳学事始 そう簡単にラクなどしてやるものか
森と文学と数学と
人生に一時停止ボタンはない
仏像で測る真の脳年齢
無農薬リンゴ誕生の哲学
無菌状態というリスク
スピード狂時代のスピード感
官能をよびさますためならば
ルールづくりの栄養価
春に疑う感性の法則
第6章 たくらむ脳のためのヒント
脳学事始 普遍性と仲良くしよう
加速度を感じない限り止まっている
なぜ異文化に憧れるのか
良質なピア・プレッシャーを受ける
モーツァルトは白魔術師だから美しい
豆まきのデザイン原理に学び
不安な時の駆け込み先とは
松本人志の錬金術
あとがき

茂木健一郎
定価: ￥ 756

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「脳の中の私」と「私の中の脳」。現代を生きる我々は、脳内にいかにその光景を映し出せばよいのか。脳科学を普段使いして謎に迫るべく、蒙を啓く著者。脳のたくらみと言い分に耳を傾ける。